株式会社ミクニ会社案内
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境界に用いられるフェンスは、生活する家族の安全を優しく見守るためのものです。エクステリア製品の表情は、そのためにも人の暖かさ優しさを表現するデザインが採用されてきました。『作り手』であるミクニの社員ひとりひとりが温かく、人にやさしく、そして生き生きとしていられるような職場環境づくりを大切にしています。豊かな自然のもと、ミクニに広がる活発なヒューマンコミュニケーション。事実を見る癖がつくと現実がバラついていることに気付くようになります。一方的な考え方や見方が、両面的・多面的になります。これらを認めるようになると比較するようになります。そして違いがあれば疑問を持つことになります。さらに違いを起こしている原因を知りたくなります。この状態が問題の認識ができるようになったということです。問題の認識ができて因果関係がわかる過程で、現象に学ぶという、人の進歩向上の基本が理解できることになります。現代は変化の激しい時代になっています。過去の経験から予測できないレベルの変化の激しい未知の時代と言えます。したがって、既知の問題解決から、未知の問題解決能力を身に着けていくことが必要になってきました。事例発表会は、未知の問題解決の一つの場でもあります。一番難しいのは、問題を認識することです。問題がないという人には、問題を解決しなければならないという発想はありません。チャレンジ精神で要因未知を要因既知に変えていくと多面的な考え方が出てきます。要因未知で解く場合、良いものと悪いものを比較しながら前に遡って行くことです。見ていない方向気付いてない要因未知の世界素直な心でチャレンジ現物・現場・現象(3現主義)問題解決の仕方 取り組み方 [磯部 邦夫 先生 KI法]見ている方向気付いている要因既知の世界作業アウトプット①前工程側のアウトプットに着目②バラツキ始める場所が決まれば、時間やメカニズムで前工程側に着目作業作業アウトプットアウトプット最終製品ミクニでは、品質安定化の手法としてKI法を導入クオリティーコントロール・高品質への取り組み製造現場での工程の安定化が品質の安定化につながると考え、経験や知識にとらわれず、理論的にその製造プロセスのバラツキを発見し改善することで、常に安定した品質を実現します。

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